ほっとけ!オレの人生 株式会社ツーリストアイチ 代表取締役 岡部清次郎氏ほっとけ!オレの人生 株式会社ツーリストアイチ 代表取締役 岡部清次郎氏

「朝活ノススメ」では毎回、朝の活用達人に成功の秘訣を伺いご紹介いたします。
第4回のゲストは愛知県倫理法人会きってのちょい悪おやじ、「株式会社ツーリストアイチ」を展開する株式会社ツーリストアイチ代表取締役 岡部清次郎さんにお話を伺いました。その型破りな人生哲学・倫理観をご紹介します。

Q)のっけから大変失礼ですが、愛知県倫理法人会役員の中では一番異端児な感じがしますが?(笑)

岡)私は倫理法人会の中では優等生じゃあないからね。
例えば、倫理では朝は目が覚めたらすぐに起きろというけど、私から言わせれば目が覚めてクズクズする5分、10分が一番気持ちいいでしょう、すぐに起きるのはもったいないよ!(笑)。こんなこと言うと偉い人に怒られそうだけど、私がモーニングセミナーで話すテーマが【ほっとけ!オレの人生】。この通りに生きているよ(笑)。

Q)株式会社ツーリストアイチを立ち上げた経緯についてお聞かせください。

岡)23才から5年間は旅行会社のサラリーマンだった。そもそも、旅行が大好きだったからね。
会社に入って半年でトップ営業マンになった。そうなると、悪い癖が出てすぐに天狗に(笑)。会社にいろいろ楯突くようになっていったんだけど、それを見ていた社内の労働組合からスカウトを受け、本格的に会社と闘う立場になった。あまり、生意気言うもんだから、総務から目を付けられ、クビにするぞと脅されたりもしたね。

Q)それがきっかけで独立されたのですか?

岡)たまたま、その時に事件が起こってね。母親が詐欺にあった。当時全国でたくさんの人が被害にあった有名な詐欺事件でね。
母の話しを聞いて私はすぐさま当事者の会長に会いに行き、掛け合うことが出来た。まさにタイマン勝負! 結果、被害にあったお金を全て取り返した!

Q)そりゃ、すごい剛腕。息子の活躍にお母さん喜んだでしょう?

岡)いや〜〜っ、それでね。
その取り返したお金を母に返さず全て資本金にして、今の会社を立ち上げたんだよ(笑)。

Q)え〜〜っ、それはちょっとひどくありませんか?

岡)いっ、いいんだよ。他人に盗られるくらいなら、息子が使った方が。母もお金も幸せというもんだ。
トップセールスで天狗になっていたこと、労働組合で会社と闘ったことで、会社に嫌気がさしていたこと。そして、母が詐欺にあったことで資金が出来き、28才の時、仲間と3人で脱サラして株式会社ツーリストアイチを起こしたんだ

Q)(ちょっと倫理的ではありませんが)会社の方は順調に発展されましたか?

岡)創業2年目に仲間との確執が出来てね、苦労したけど。
その後10年間はバブルの波に乗って成長しっぱなし。その時は社長でなく、No.2で営業専門だったんだけど、しばらくすると経理に問題が出てきた。3人で始めた内の社長がバブルに乗じていろいろなことを始めていた。株に、金、ゴルフ会員権に、土地の高額購入。資金はそこに使われ私たちが懸命に働いても給料が上がらない。
さすがにキレて、2(私と相棒)対1(社長)で裁判を始めた。1年間の裁判で社長を解任させた。元々仲間で始めた会社だったので、後味は悪かったけどね……。それで、社長に就任した。

Q)倫理法人会、入会のきっかけは?また、岡部さんにとって倫理法人会とは何でしょう?

岡)裁判中に初めてストレスというものを感じた。体調が悪くなり不整脈が出てきた。オレも人の子だと思ったよ。
そんな時、机の上の誰かが置いていった『職場の教養』に目が行った。何気に目を通したら良いことが書いてある。面白い! 読んでいるだけで癒されているような気がした。それがきっかけとなり、自ら進んで春日井市倫理法人会の門を叩いた。40才の時だった。
でも、まぁ『職場の教養』が欲しかっただけで13年間は幽霊会員だったな。気の向いた時だけモーニングセミナーに参加する。
そもそも、あれは若い人の行くところではないと思ったよ。おっさんや懺悔をするために行く場所だとね(笑)。
いつの間にか副会長になっていたけど、態度は変わらず。しばらくすると当時の松尾会長が県の会長になるということで、空席になる春日井市倫理法人会・会長の椅子に無理矢理座らされた。

Q)会長になられ、倫理に没頭されたわけですね!!

岡)いや、それがさ〜、『個人的不祥事』が奥さんにばれて、離婚の危機なのよ。
聞くところによると、現職会長任期中に離婚した方はいないらしい。これはヤバいと、心を入れ替え、奥さんには平謝り。同時に倫理の教えを今一度しっかり学び、役職の重大さを再認識したわけよ。
でも、これが幸いして、人が変わっていった気がする。家族には普通に挨拶ができるようになり、お墓参りを習慣に出来た。朝起きの効用で夜が眠たくなるものだから、夜の悪さも激減(笑)。
それまでの瞬間湯沸かし器だった性格が穏やかになってきた。以前は当たり前のように社員を殴っていた。でも、さすがに女子社員を殴ろうとした時は社員に羽交い締めにされ止められたけどね〜(笑)。

Q)(よし、怒らせないようにしよう!)それでは最後にこれから倫理法人会で学ぼうとしている経営者のみなさんにアドバイスをお願いします。

岡)所詮人間は『清濁併せ持ったもの』キレイごとばかり言っていられないが、出来れば倫理法人会のモーニングセミナーに来ることにより『清』の部分を大きくして欲しいなぁ。
それとね、『役職』は大事だね。それも出来れば『会長職』。ナンバー1とナンバー2では全く違う。1番にならないと見えないものがあるんだよ。会員のみなさんには『是非会長を目指して欲しい』。

座右の銘は『明るさは愛を生み。微笑みは味方を作る』。元暴走族の走りで、さまざまな遊びを体験してきた岡部さんが行きついた言葉。そして、それを倫理で学びました。
苦難が来るたびに『今に見ていろ! 1年後には酒の肴にしてやる』と不屈の闘志とポジティブシンキングでJTB販売店全国160社中、売上げナンバー1に輝く『株式会社ツーリストアイチ』。
ますます発展の予感がしました。

(インタビュー:愛知県倫理法人会 広報委員長 石川雅之 / 副委員長 中村 剛)

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